タブレット学習のデメリット5つ|始める前の注意と家庭の対策
この記事でわかること
「タブレット学習って便利そうだけど、デメリットはないの?」
周りのママ友がスマイルゼミやチャレンジタッチを始めていて、うちもそろそろ…と思いつつ、目が悪くならないか、字が汚くならないか、ゲーム感覚にならないかが気になって踏み出せない。そんな方に向けた記事です。
私はスマイルゼミ・進研ゼミ・Z会・デキタスの資料請求や体験会に足を運び、実際に使っている家庭にも話を聞いてきました。その中で見えてきたタブレット学習のデメリットは5つです。
この記事を読めば、デメリットのどれが「わが家では問題にならない」のか、どれは「対策が必要」なのかが分かります。
タブレット学習のデメリット5つ
先に結論です。
どれも「知らずに始めると困る」ことですが、ほとんどは使い方と教材選びで小さくできます。順番に見ていきます。
1. 目が疲れやすい
画面を見続けると、まばたきが減って目が疲れやすくなります。子どもの視力が心配な親御さんにとって、一番気になるところですよね。
文部科学省は、学校でタブレットを使うときの目安として「目と画面を30cm以上離す」「30分に1回は20秒以上、画面から目を離して遠くを見る」ことを示しています(「児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブック」)。
対策
- 机で、背すじを伸ばして使う(寝転がって使わない)
- 1回の学習を15〜20分で区切る
- 部屋を明るくし、画面の明るさを上げすぎない
小学生向けのタブレット教材は、1日10〜20分で終わるように作られているものが多いです。だらだら長時間使う設計ではないので、時間を守れば、心配しすぎる必要はありません。
2. 紙に書く量が減る
「タブレットばかりだと字が書けなくなる」という声はよく聞きます。
実際、聞き取りをしたBさん(小3の息子さん)は、チャレンジタッチを使い始めてから「画面だと大きく雑に書いても丸がもらえるので、ノートの字が崩れた」と感じたそうです。
ただ、ここは教材によって差があります。
- ペンの書き心地:画面に手をついて書けるか、ペン先が細いか
- 書き順・とめ・はねの判定:漢字をどこまで細かく見てくれるか
対策
- 宿題や音読カードなど、学校の課題は紙でやる
- 漢字は週に1回だけでもノートに書かせる
- 「書く」を重視するなら、紙の教材(Z会・進研ゼミのチャレンジ)を選ぶ
3. ゲーム感覚になりやすい
タブレット教材は、問題を解くとポイントやスタンプがもらえ、ミニゲームで遊べる仕組みがあるものが多いです。やる気につながる一方で、「ゲームのために勉強している」状態になる子もいます。
対策
- 遊ぶ時間を親が管理できる教材を選ぶ(スマイルゼミは「勉強した分だけアプリで遊べる時間が増える」しくみで、遊ぶ時間は保護者が管理できると公式に書かれています)
- 「勉強が終わったら遊んでいい」という順番を、家のルールとして決める
ご褒美があるから続く、という面もあるので、ゲーム要素を完全になくすより、親がコントロールできるかどうかで選ぶのが現実的です。
4. 親が中身を把握しにくい
紙のドリルなら、ページをめくれば何をやったか分かります。タブレットは、のぞきこまないと何をしているか見えません。
対策
保護者用のアプリや管理画面がある教材を選びましょう。
- スマイルゼミ:「みまもるトーク」「みまもるネット」で、学習結果をスマホで確認・メッセージを送れる
- 進研ゼミ(チャレンジタッチ):子どものがんばりを保護者がほめて励ますメール機能がある
共働きのAさんは、娘さんが学習を終えると職場のスマホに通知が届くので、「帰りの電車で今日の結果を見て、帰ったら一言ほめる」のが習慣になったそうです。タブレットのほうが、むしろ把握しやすくなったというのは意外な声でした。
5. やめるときに端末代がかかることがある
これは見落としがちですが、大事なデメリットです。
専用タブレットを使う教材は、一定期間より前にやめると、タブレット代を追加で払うルールがあることが多いです。
| 教材 | 早くやめたときのタブレット代(税込・2026年11月時点) |
|---|---|
| スマイルゼミ | 6か月未満:32,802円/6〜12か月未満:7,678円 |
| 進研ゼミ(新1年生の24か月割引を使った場合) | 24か月未満:29,980円 |
| デキタス | 専用端末なし(手持ちのスマホ・PCで使う) |
対策
- 入会前に資料請求と体験会で、子どもが続けられそうか確かめる
- スマイルゼミは届いてから約2週間の「全額返金保証」の間に見極める
- 続くか自信がないなら、専用端末のいらない教材から試す
デメリットが気になる家庭・気にならない家庭
ここまでのデメリットを踏まえると、向き不向きはこう分かれます。
| タブレット学習が合う家庭 | 紙の教材が合う家庭 |
|---|---|
| 親が毎日丸つけをする時間がない | 親が横で一緒に見てあげられる |
| 子どもが一人で進めてほしい | 字を書く練習をしっかりさせたい |
| ゲーム時間を親が管理できる | 画面を見る時間をこれ以上増やしたくない |
話を聞いた共働き家庭の多くは、「丸つけをしなくていい」「一人で進めてくれる」というメリットが、デメリットを上回ったと話していました。
まとめ:一番のデメリットは「合わなかったときのお金」
5つのデメリットのうち、目・書く力・ゲームは使い方のルールで小さくできます。親が把握しにくい問題は、保護者アプリでむしろ解決します。
残る一番大きなデメリットは、合わなかったのに端末代を払うこと。これは、入会前に資料と体験で確かめれば防げます。
タブレット学習の中で、どの教材がわが家に合うかは、下の記事で比べています。料金・続けやすさ・親の手間で整理しているので、あわせて読んでみてください。